一昔前の英国ドラマやコメディの世界へようこそ

1960-90年代の英国のドラマやコメディの独特の魅力をご紹介。ときどき英語のお話もします。

「フォークの柄」と「ろうそく4本」が同じ発音?!『Tow Ronnies』

気分を変えて、今日はいきなり動画から...

とりあえず最初の50秒まででOKです。

www.youtube.com

 

とあるイギリスの金物屋。ある日農夫らしき男性が店に入ってきて、店員に「農具のフォークの柄(をください」と言います。店員がすかさず「はい、ろうそく4本ですね」と言いながら4本のろうそくをカウンターに置くと、農夫は、「違うよ、欲しいのは農具のフォークの柄だよ」とみたいな、ちぐはぐなやりとりがしばらく続きます。...

 

これは1970-80年代にかけて放映されたイギリスのコメディ番組 「Two Ronnies」の「Four Candles」と呼ばれる有名な寸劇(sketch:スケッチ)です。

 

Four CandlesがなぜFork Handles(フォーク)の柄に聞こえるかというと、農夫がhandlesの最初のHの音(ハ)をちゃんと発音しないため、handlesがアンドルズに聞こえてしまうのです。

あえてカタカナで書くなら、

フォークアンドルズ->フォークァンドルズ->フォーキャンドルズ

って感じでしょうか。

 

なお、handles, candles の「l」 は、英語ではルというよりはオーに近い音に聞こえます(実際にはオーといった後に舌の先を上の歯の付け根に付けます。これがエルの発音です)。

 

WikipediaFour Candles - Wikipedia)によると、このスケッチはロンドン西部の金物屋での実際の体験を元に作られたそうです。Candlesの後も農夫と店員の言葉の行き違いのジョークが続きますが、ノンネイティブには音声だけだとさすがに難しいです。このジョークのスクリプトがありますのでご紹介します。興味のある方はスクリプトを見ながら続きをどうぞ..

https://forum.thefreedictionary.com/postst24569_Help-me-to-understand-this-clip--British-Comedy-.aspx

 

ちなみにTwo Ronniesについてもうちょっと触れますと、Ronnie BarkerとRonnie Corbettという才能溢れる2人のコメディ役者によるお笑い番組(ロニーくん2人で複数形になるんですね。ナルホド..)です。今回のような「言葉遊び」ジョーク以外にも動きを使った分かりやすいものもあるので、いつかまたご紹介したいと思います。