一昔前の英国ドラマやコメディの世界へようこそ

1960-90年代の英国のドラマやコメディの独特の魅力をご紹介。ときどき英語のお話もします。

幽霊になった相棒と事件を解決する探偵ドラマ『Randall and Hopkirk (Deceased)』

ロンドンで探偵事務所を営むジェフ・ランドール(Jeff Randall) とマーティー・ホプカーク(Marty Hopkirk)。ある日、事故に見せかけた事件でマーティーが亡くなってしまいます。ランドールは、未亡人となったマーティーの妻を秘書として雇い、探偵の仕事を続行するのですが...

このドラマシリーズは、1969-70年にかけてイギリスの民放局で放映され、日本では『幽霊探偵ホップカーク』、アメリカでは『My Partner the Ghost』というタイトルで放映されました。タイトルから想像できるとおり、幽霊になった相棒と事件を解決するというお話です。

マーティーの姿が見えるのは相棒のジェフだけ。それ故にジェフは助かることが多いのですが、第三者の前でマーティーとうっかりしゃべってしまうことが多々あり、そのたびに言い間違いだとか何とか言ってごまかします。また、独身のジェフはマーティーの妻(ブロンドの美人)に近づこうとすると、マーティーがヤキモチを焼いて出てくるなど、くすっと笑える表現やシーンがところどころにちりばめられています。

第一話で相棒が亡くなってしまうという悲しい始まりですが、全体のトーンは明るくて、30年以上たった今でもイギリスで再放送されているる人気のファミリー向けドラマです。

You tubeで自動字幕表示で見ることができますので、興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょうか。

 

本編をちょっと覗いてみたい方はこちらもどうぞ↓

 

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