一昔前の英国ドラマやコメディの世界へようこそ

1960-90年代の英国のドラマやコメディの独特の魅力をご紹介。ときどき英語のお話もします。

『The Good Life』-第一話あらすじ(ざっくり)

以前当ブログで取り上げた『The Good Life』の第一話(Season1Episode1)をご紹介します。

 

トムとバーバラが自給自足生活を始める決心をするまでのお話です。

You tubeの動画が消されていたのでDailymotionにリンクしなおしました。

www.dailymotion.com

 

大まかに言うと、

1.トムが40才の誕生日を迎えた朝に「なんか物足りないな」とぶつぶつ言うシーン

2.トムが会社でちょっと浮いているシーン

3.夕方にトムがバーバラと「したいことリスト」を書き出すシーン

4.夜中にトムとバーバラが自給自足の生活を始めることを決心するシーン

で構成されています。

 第1シリーズのエピソード1のタイトル「Plough one's own furrow」には「自分の畑を耕す」という意味から転じて「他の人の助けや影響なしで自分だけでやっていく、自分の道を行く」という意味があるそうです。

エピソード2からやっと本筋に入ります。彼らが家の前を耕したり、家畜が登場したり、隣の夫婦が驚いたりするのはもちろん、昔ながらのオーブンを中古で手に入れてパンを焼いたり、無料で手に入る「ある」もので発電できるシステムを地下に作ったりします。時には、トムたちの資本主義離れした生活にあこがれる学生たちをホームステイさせたり、庭で収穫したものとサービスや物品と交換しようとするなど、家庭菜園とか、自給自足とか、ちょっとでも憧れたことのある方は、わくわくするような内容になっています。かくいう私もワクワクして、庭仕事やパン焼きやらに凝ったことがあります(^^;)。

あと、バーバラ(Felicity Kendal)が地味にかわいいです(見た目も役どころも)。あんな奥さんなら、旦那さんも幸せだろうな、と思わせる魅力があり、実はあるエピソードで、隣人のジェリーが酔った勢いで彼女を口説こうとするシーンもでてきます。

(なお、Felicity Kendalは、近年では日本でもちょっと話題になった「ローズマリー・アンド・タイム」でRosemary 役を務めています。)

 

『The Good Life』の概要はこちら↓

gatocalico.hatenadiary.jp

DVDも出ているようですね。